もう春です。
冬至をすぎてからは、空も明るくなって来ました。
寒くても、やっぱりもう、春です。
春いちにちめのきのうは、にちようびでした。
おそく起きて窓から外を見ると、思いがけず雪!
公園のベンチの雪は、溶けてゆくところでした。
今は子どもたちからも忘れられて、秋には金色の波のようだったイヌッコログサも枯れた公園。
だけど、わたしがいつも楽しんで眺めているのです。
いつもふしぎに思います。
雪の日は、そんなに寒くありません。
今日の夕方からまた、雪が降り始めました。
見る見るうちに辺りが白くなりました。
こんどは、積もるかもしれない!
実はまだ、心ゆくまで雪を楽しんでいません。
今は、こんな感じです。

いつも、春先いちばんに咲きます。
これは夕方。海の上のはきっと雪雲です。半島はたぶん降ってるのでしょう。

それまでずっと暖かかったからか、沈丁花のつぼみが紅みを増しています。つぼみだと思うんですよね、春先に咲くはずだから早すぎると思うんだけれど。初めて育てているので、どうなのかなあと思いながら見守っています。

それから♪
冬とは関係なくさいきん届いたPhilippe Jarousskyのブルーレイ。ブルーレイなんて全然興味がなかったけれど、はじめて画像の良さに気づきました。彼のおかげ。

冬というのは、思っているよりも早く真っ暗になるから、すこし気が焦ります。
雪が大好きとかいうのではないけれど、前にも、山が初雪と聞いて、暗くなる前にと急いで見に行ったことがあるから、やっぱりちょっとは好きなのかな。そうなのかも。
由布岳の姿が見えるまで、急いで走る。
やっぱり白い!
降りたてふわふわの雪の感じが見てとれました。
ドーナツにふりかけたばかりのお砂糖みたいですね。

むこうに見える、天使のはしごの降りた先が湯布院町。



そして発見!モン鶴見も結構白いじゃないの!ここまで来て、そんなことを知るなんて。
鶴見岳は、由布岳(てっぺんが二つあるかのような山)のすぐ右むこうの陽の当たっている山です。鶴見岳の東側(写真では右側)の裾には別府の町が広がっているわけですね。
ここからは山しか見えないから、山の向うに町があるなんて思わないわけですけれど、今そこには、西日に照らされた別府の町があって、そこでは温泉の湯けむりが上ったり、夕方の忙しい時間を生きている人たちがいるわけです。
むかしの人はどんなふうに町をつくる場所を決めたのだろう、とここに来ると思います。もっとむかしには、最初のひとりや最初の家族、最初のひと集団が、そこに入って行ったわけです、よね?まだ道もないところをかきわけて。いやあ、ふしぎですねえ。どんなふうだったんでしょうねえ。
由布岳の手前に見える盆地の町は、湯布院町です。
と……、では戻ります。
時計回りの続きです。帰りは山の反対側を通ります。


9月半ばの開花のときには、鼻に匂いは届いていたけれど心に余裕がなくて、楽しめないうちに終わってしまったのです。
だから今日は、真っ暗になる前に大きな木のあるところまで、とっとっとーっ、と大急ぎ……着いたときは、もう暗くなりつつありましたけれどね。

暗くてもいい匂い。この木は9月にも咲いていたので、数えてみると11日くらいで返り咲きしたということになりますね。すごいわ。どうなってるのかしらん。
来年は、一回目と二回目の開花の間、どうなっているのか観察しなくては!

こちらは植木鉢のニオイスミレ。去年はニオイがしていなかったようだけど、(そんな記憶なのですが)ことしはいい匂い。
