タグ:ひまわり ( 2 ) タグの人気記事

ひまわりの記録

 春から夏にかけてのひまわりの成長記録です。

 はじまりは、まだ寒いころでした。
 真夜中に、ひまわりに救われるというストーリーの映画を観たのがきっかけで、ひまわりを育てよう!と思い立ちました。

 その後、偶然にも《はるかのひまわり絆プロジェクト》というのを知り、配布開始の四月一日にさっそく申し込みしました。折り返し送られて来た《はるかのひまわり》のタネをその日のうちに蒔き、フタバが土から顔を出したのが、種蒔きから八日後の四月十二日でした。
c0097620_22342826.jpg
 芽はぐんぐん育ち、葉の数が増えていき、見ていて楽しかったです。
c0097620_22363196.jpg
 ふしぎだったのは、場所によって育ち方が大きく違うこと。
 ベランダは南向きで、日当たりは良すぎるほどよいのだけど、眺めているうちにふと、一番東にあるのが群をぬいてよく育っているということに気がつきました。
c0097620_22365856.jpg
 それで、東の端っこに一鉢移動させてみると、こんどはそれが一番育ち始めました。
 小さいベランダですので、東の特等席は二席限定で、残りのもう一席は、私から期待の視線を浴びているダイダイの鉢のものでした。
 
 そういえば薔薇も、以前地植えで育てていたアイスバーグなどは、その名の通り真っ白なのだけど、冬の朝に太陽の光を受けているときにはほのかに薄紅がかってみえて、薔薇が嬉しそうにしているように見えていました。
 植物は、朝陽が好きなのでしょう。ひまわりを見ていて勝手に確信しました。人間も朝陽を浴びるといいのかもしれません。
c0097620_22383076.jpg
  てっぺんにあるのはつぼみだ、とはっきり自信が持てたのが六月一日でした。
  なにしろひまわりを育てるのは四十年ぶりですから、どんなだったか忘れていました。

c0097620_22414392.jpg
 この時には私よりも高くのびていました。植木鉢の底上げがありますから、ほんとうは私よりちょっと小さいくらい?
c0097620_2243254.jpg
 
 植木鉢ゆえの水やりの難しさもありました。
 暑い季節になったら、陽が落ちてからと早朝の水やりが一番いいのだけど、その両方に水やりしても、風の強い日などはカラカラになるようなのです。
c0097620_22451213.jpg
 一度は、つぼみがうなだれてしまっていて、びっくり。小雨が降っているからとゆだんしていたのです。あわてて水分補給させたら、数時間後には頭をもたげました。あの時は安心しました。

c0097620_2247126.jpg
 さあ、こんどは台風です。
 ただの風の強い日にも、うなだれたり折れてしまわないかと心配だったのに、このひょろりとしたひまわりは、台風には勝ち目はないように思いました。

 ところでちょっと脱線。
 この頃私は、『きげんのいいリス』という本を読んでいました。静かに笑えるし、哲学書のようでもあります。子ども向けのような大人向けのような種類のユーモアがつめられた本でした。
c0097620_22545920.jpg
 さてお話はひまわりに戻りまして。
 実は、ひまわりのタネは二十粒蒔きましたが、発芽したのが半分ほど。成長には大きな差があって最後まで順調に育ったのが三本。そのうち一本は強風で折れて、のこっているのがこの二本だったのです。
 たった二本になってしまったという思いと、二本が大きく育ったという嬉しさがありました。それから、もっとたくさんあったら台風のとき家の中に取り込むことが出来なかったでしょうね……と台風のときに気づきました。地植えのひまわりはもちろん家に取り込めないけれど、鉢育ちのひまわりは、地植えひまわりよりもひょろりと育つのだと思うんです。だからきっと折れやすい。
 
 台風の真夜中、すっかり忘れていて、玄関で背の高い何者か、に遭遇した時はぎょっとしました。
c0097620_22475290.jpg
 そして、なんとひまわりちゃん、台風で家に避難している日の朝に開花しました。目が覚めたら空がなかったなんて、ひまわりはどう思ったでしょう。
 この朝は、雨の予報に反して、青空でしたので、急いでベランダに戻しました。
c0097620_22482991.jpg
 花開いたあと、花びらが乾燥してきれいでした。この筋書きは、なんとなくほかのひまわりと違うような気がします。はたしてタネは出来るのでしょうか。
 このあと花がらの横に小さなつぼみが出来て、こんな小さいのに咲けるかと見守っていましたが、ちゃんと咲きました。咲いた日、二度目の台風が来ました。
c0097620_2251169.jpg
 それから、結構長く咲いています、この小さなひまわり。今も。
 これからどうなるのか見守っています。
 
c0097620_22522980.jpg





[PR]
by wannotomarigi | 2018-08-05 11:39 | こんなまいにち | Comments(4)

ベランダひまわり畑計画


 ベランダにひまわり畑を作る計画、進行中です。

 きっかけは映画でした。
c0097620_22503944.jpg

『 Elvis and Anabelle 』という映画です。
 
 ひまわりがエルビスの命を救い、エルビスがアナベルを救います。
 ひまわりっていいなあ。

 ひまわり畑って、夏の終わりが近づくと見に行きたくなるのだけど、なぜかいつも急などしゃぶりや、前日の雨で、うなだれたひまわりを見て帰っていました。それも、楽しい思い出なのだけど。

 こんどの夏は、自分で育てたい!

 ひまわりを育てるのは、八歳の夏休み以来のはず。
 あの夏のひまわりはすばらしかった。太い幹の上に、私の頭より高いところで大きないちりんを咲かせ、そのあとには、ひまわりの顔じゅうがタネになりました。八歳の私にはそんなふうに見えたのです。
 その夏休みは、工作の宿題に、ひまわりをモチーフにして、紙粘土で花瓶を作りました。ひまわりの花びらは、少し立体になるように作って、濃い黄色の絵具でぬって、花びらのすじも描き入れました。八歳の私は、いい色になったと思いました。ひまわりらしくなった、と満足したのを覚えています。
 担任の先生がほめてくれたので、三月の終業式の日に手に持っていたひまわりの花瓶を先生に渡しました。先生は、驚いた顔になりました。たぶんあれは困惑していたのだと思う。生徒の作品をもらっても困りますよね。今だったら、もう一度自分の手に、花瓶を受け取って帰るということも出来たと思うけど、八歳の私に、そういう術はなかったのでした。
 
 ひまわりの種のことを考えていたら、出合いました、ひまわりの種に。
 これはミニひまわりの種。
c0097620_22505867.jpg


c0097620_2251149.jpg
 よく知っているひまわりの種がそのまま小さくなってる!

 私のひまわり畑はミニひまわりにしよう。そう思っていました。ベランダだから、それが常識というもの。
 だけどそのあとに、インターネット上で、好きだなあと思うひまわりの写真に出合ってしまいました。元をたどると、それは、「はるかのひまわり絆プロジェクト」のひまわりでした。
 
 はるかちゃんは、平成7年1月17日の神戸の地震で亡くなりました。地震が起きてから7時間経って、がれきの下から発見されたのだそうです。その半年後、その場所で無数のひまわりが咲いたのだそうです。はるかちゃんが可愛がっていたお隣の家のハムスターのエサのひまわりの種が芽を出したものでした。
c0097620_23243715.jpg

 私も、はるかちゃんのひまわりを育てたいと思いました。ベランダで大きなひまわりを育てるのは大変かもしれないけど、なんとか工夫して、大事に育てたい、と思いました。プロジェクトに申し込むと、すぐに種が届きました。
c0097620_23291871.jpg

 種を蒔いて八日後、ひまわりのふたばが土から顔を出しました。
c0097620_23301783.jpg


 偶然なのだけど、あの大きなひまわりの咲いた八歳の夏は、私の人生のハイライトともいうべき(笑)、有意義で、楽しい夏でした。それから、長い年月が経ち、いろんなことが起こり、人生を休みたくなる日もたくさんありました。けれど、ふたたびひまわりに会ったような気がする今年、もう一度がんばらなくてはと思っています。第二次ひまわり元年です(笑)。
c0097620_23332419.jpg
 
[PR]
by wannotomarigi | 2018-04-19 20:40 | こんなまいにち | Comments(3)

トリと申します。親しい人や未知のどなたか宛てのお手紙のつもりで書いています。Instagramは葉書の気分で書いています。https://www.instagram.com/harubaum/ 【メール↓】harubaum2018tori☆yahoo.co.jp ☆を@にかえてください。


by 春バウム トリ
プロフィールを見る
画像一覧