2011年 03月 20日
『 宮澤賢治のレストラン 』 という本
堀井和子さんの 『 おやつの記憶をたどりにいく 』 という本の中で知った、中野由貴さんの 『 宮澤賢治のレストラン 』という本。
本から本へつながってゆく、こういうの、いもづる式読書と言いますが、この本をさいきん手にしました。
宮澤賢治の物語に出てくる食べ物のことが書かれた本です。
いちばん最初に紹介されるのは、『 山猫軒 』で出されるあのお料理。
決してまねをしてはいけません。
今は普通でも、賢治の時代にはハイカラだった外国からの食文化にまつわること、たとえば賢治の時代のパンやバターのことがわかったり、賢治の物語の中のこれなんのことだろう ? というもののことがわかります。
現代の感覚で読んでも楽しめる賢治の作品ですが、当時の食文化などを知って読むと、また違う印象を持って読めると思います。
賢治が好きでよく通ったという岩手の小岩井牧場。
賢治は今のような小岩井バターも食べたのだろうか。
それから、岩手の横澤パン。
横澤パンは、堀井和子さんの本に出てきて、実はこのパンの描写に気持ちをひかれ、読みたくなった 『 宮澤賢治のレストラン 』でした。
横澤パンの食パンを、賢治も食べたのだろうか、小岩井バターをぬって食べたのだろうか。
わたしも食べてみたい。( これが、今回のいもづる式読書の真の動機だったのでした )
わたしがあまり気にとめていなかったことも追求してあるので( つまりわたしは、よくわからないで読んでいた )ちょっとわかった( 気がして )今、もう一度、賢治の物語を読みたくなりました。
たとえば、クラムボンで有名な 「 やまなし 」 って、架空のくだものみたいなものだと思っていました。
それでもいいんですけれどね。でも、知ってみるともっとおもしろいことって、あると思います。
さて、この本を手にして、そのまま向かったのは、大分市の喫茶店のようなカフェのような、やっぱり喫茶店。(だとわたしは思う。人によって意見が違うでしょう。)
思えば、賢治の本に雰囲気があっていたのかもしれません。
大分市の「 喫茶猫 (きっさこ)」です。
わたしにはめずらしく、香りのあるティーとケーキの組み合わせ。
お茶はいいにおいだし、ケーキのココアスポンジもクリームもふわふわしていて、体もいい感じになりました。
店主さんが、今日はいちごがたくさんあるから 「 いちごフェアみたい 」 と笑ってた、このひとさら。
壁やテーブルが思ったような色合いに写らなかったので、かなり感じがちがっていますが、不思議に気分の落ちつくところでした。
椅子にこしかけていると、お店のある場所を忘れてしまうんですよね~。
それに、喫茶猫の店主さんは、なかなか……。ふっ。
次回からは、行っても、ブログには書かないことにします ♪
喫茶猫ニハ、ランチ、ヨルゴハンモ、アリマス。( ←ただいま賢治モード中。)
◆「 喫茶猫 」は、
大分県立病院のひとつ奥の道沿いの、コンビニの角を入って行くとありました。
12時から20時までで、不定休です。
数限定のランチセットもありました。
電話 097-545-0070
◆『 宮澤賢治のレストラン 』
中野由貴 著
出口雄大 絵
1996年 平凡社出版 1600円
電話 03-5721-1234
本から本へつながってゆく、こういうの、いもづる式読書と言いますが、この本をさいきん手にしました。
いちばん最初に紹介されるのは、『 山猫軒 』で出されるあのお料理。
決してまねをしてはいけません。
今は普通でも、賢治の時代にはハイカラだった外国からの食文化にまつわること、たとえば賢治の時代のパンやバターのことがわかったり、賢治の物語の中のこれなんのことだろう ? というもののことがわかります。
現代の感覚で読んでも楽しめる賢治の作品ですが、当時の食文化などを知って読むと、また違う印象を持って読めると思います。
賢治が好きでよく通ったという岩手の小岩井牧場。
賢治は今のような小岩井バターも食べたのだろうか。
それから、岩手の横澤パン。
横澤パンは、堀井和子さんの本に出てきて、実はこのパンの描写に気持ちをひかれ、読みたくなった 『 宮澤賢治のレストラン 』でした。
横澤パンの食パンを、賢治も食べたのだろうか、小岩井バターをぬって食べたのだろうか。
わたしも食べてみたい。( これが、今回のいもづる式読書の真の動機だったのでした )
わたしがあまり気にとめていなかったことも追求してあるので( つまりわたしは、よくわからないで読んでいた )ちょっとわかった( 気がして )今、もう一度、賢治の物語を読みたくなりました。
たとえば、クラムボンで有名な 「 やまなし 」 って、架空のくだものみたいなものだと思っていました。
それでもいいんですけれどね。でも、知ってみるともっとおもしろいことって、あると思います。
さて、この本を手にして、そのまま向かったのは、大分市の喫茶店のようなカフェのような、やっぱり喫茶店。(だとわたしは思う。人によって意見が違うでしょう。)
思えば、賢治の本に雰囲気があっていたのかもしれません。
大分市の「 喫茶猫 (きっさこ)」です。
お茶はいいにおいだし、ケーキのココアスポンジもクリームもふわふわしていて、体もいい感じになりました。
壁やテーブルが思ったような色合いに写らなかったので、かなり感じがちがっていますが、不思議に気分の落ちつくところでした。
それに、喫茶猫の店主さんは、なかなか……。ふっ。
次回からは、行っても、ブログには書かないことにします ♪
喫茶猫ニハ、ランチ、ヨルゴハンモ、アリマス。( ←ただいま賢治モード中。)
◆「 喫茶猫 」は、
大分県立病院のひとつ奥の道沿いの、コンビニの角を入って行くとありました。
12時から20時までで、不定休です。
数限定のランチセットもありました。
電話 097-545-0070
◆『 宮澤賢治のレストラン 』
中野由貴 著
出口雄大 絵
1996年 平凡社出版 1600円
電話 03-5721-1234
by wannotomarigi
| 2011-03-20 21:15